EC2インスタンスの作成・接続とEBSボリューム変更(gp2→gp3)
Learn about AWS in 大阪に参加してきました!
上記記事で取り上げられたEBSのボリューム変更について、実際に操作するケースがありそうなので試しに行ってみました。
私自身AWSコンソールの操作自体ほとんど行ったことがなく、せっかくの機会なのでEC2インスタンスの立ち上げから行い、記事にしました。
初めての操作だったので、同じく初めて操作する方の参考になれば幸いです。
目次
EC2インスタンスの作成・接続
① AWSコンソールで「EC2」と検索し、「インスタンスを起動」画面へ遷移する
② 各項目の設定を行う
③ インスタンスを起動する
④ アラート設定
⑤ インスタンスに接続する
EBSボリューム変更
①「Elastic Block Store/ボリューム」へ遷移する
② ボリュームの変更画面に遷移する
③ 変更する
④ 反映の確認
補足
EC2インスタンスの作成・接続
① AWSコンソールで「EC2」と検索し、「インスタンスを起動」画面へ遷移する
② 各項目の設定を行う
初めてなので、ウォークスルー(チュートリアル)を使ってみました。
項目は全部で7つあります。
ウォークスルーを使うとそれぞれの項目についての説明が記載されるので、初めての方は使ったほうが設定しやすいです。
・名前とタグ
→ インスタンス名を設定します。タグ付けは任意です。
・アプリケーションおよびOSイメージ
→ Amazonマシンイメージ(AMI)を指定します。
デフォルトがAmazon Linux(無料枠対)です。今回はデフォルトのままで作成します。
・インスタンスタイプ
→ インスタンスタイプを指定します。デフォルトがt2.micro(無料枠対)です。
AMIと同じくデフォルトのままで作成します。
・キーペア
→ 新しいキーペアを作成し、使用します。
・ネットワーク設定
→ VPC、サブネット、セキュリティグループを指定します。
こちらも今回はすべてデフォルト設定のままで作成します。
・ストレージを設定
→ EBSのストレージタイプを指定します。デフォルトはgp3ですが、今回はあえて
gp2を指定します。(後からgp3へ付け替えを行うため)
・高度な詳細
→ その他詳細設定を行います。今回はテスト用でインスタンス起動が目的なので、
設定しません。
③ インスタンスを起動する
「インスタンスを起動」を押下でインスタンスの作成・起動は完了です。
④ アラート設定
念のため、無料利用枠の使用制限に近づいたとき、超えたときに送信されるアラートの設定をおこないました。
⑤インスタンスに接続する
EC2 Instance Connectを使用して接続します。
作成・起動したインスタンスに接続します。初期設定のまま接続すると以下のエラーがでました。
インバウンドルールでEC2 Instance Connectからの接続を許可されていないことが原因でした。以下の手順で、インバウンドルールを編集します。
インスタンス画面で、作成したインスタンスをチェックします。
「セキュリティ」タブにある「インバウンドルール」の「セキュリティグループ」を押下します。
インバウンドルールの編集を押下し、「com.amazonaws.region.ec2-instance-connect」をチェックし、ルールを保存します。
再度接続すると・・・・
以上でEC2の接続まで完了です。
EBSボリューム変更
①「Elastic Block Store/ボリューム」へ遷移する

EC2サービス画面左側メニューバーにある「Elastic Block Store/ボリューム」を押下します。
② ボリュームの変更画面に遷移する

ボリューム画面で「アクション/ボリューム」の変更を押下します。
③ 変更する

④ 反映の確認

無事、反映できました。
インスタンスを起動したまま、システム停止することなくボリュームの変更が行えました。
今回は8GiBとボリュームサイズが小さかったため数秒で反映されましたが、1TB以上の場合は目安6時間程度かかるようです。
補足
以下gp2とgp3の比較です。
性能もコストもgp3の方が優れています。