JAWS DAYS 2025へ行ってきました
こんにちは、岡本です。
先日JAWS DAYS 2025に初めて参加してきました。
初参加でもとっても楽しめたので知らない方にも知ってほしくて記事にしてみました。
【JAWS DAYSとは?】
「JAWS-UG」というAWSを利用する人たちが集まる非営利目的のコミュニティが主催するイベントの一つです。
JAWS DAYSは数多く開催されるイベントの中でも最大級規模のイベントです。
今回は2025年3月1日に池袋サンシャインシティの一角で開催されました。
登壇者の方が発表するセッションや、GameDayという架空のシステム構築や運用をチーム別に実戦形式で行い獲得した得点で競うゲームなど様々なイベントが開催されます。事前申し込みが必要なものがありますが一般の方でも参加可能です。
イベントの対象者は以下のように記載されていました。
> AWS初心者から上級者までのエンジニア、経営者や人事、マーケティング、エンタープライズからスタートアップ、中小企業など職種や業態・会社規模を問わず、たくさんの方に参加いただけるイベントです。
【行ってよかったこと】
- 最新の技術を学べるAWSの最新技術や試行錯誤したことなど実践的な内容が発信されるため技術に触れることができる
- 様々な視点から知識を蓄えることができる技術はもちろんのこと、登壇者のマインドセットやキャリアについてのお話も聞くことができる
- 交流ができる後述しますが知り合いのいない人でも交流する場が設けられており参加者同士でお話することができます。 岡本は知り合い0の状態でしたが皆さんとても気さくにお話していただけました。(むちゃくちゃ嬉しい) 余談ですがイベント開始前でぼーっとしてたら横にJeff Barr氏が表れてステッカーをくれました。お話してもとっても物腰柔らかい方でした。
【申込み】
1月下旬に予約サイトから申し込んだのですが、特に問題なく申込みが完了しました。
(参加費:1,500円)
ただ2月の中旬にはキャンセル待ちになっていたとのこと。
人気の高さがうかがえます。
【会場の様子】
各セッションの舞台が6つあり、全体で1,000人ほど(?)の大規模な会場でした。
参加者全員にレシーバーが渡され任意のセッションを自由に聞くことができる環境が用意されてました。聞き取りもしやすくストレスなかったです。
コミュニティのサポーターさん同士が挨拶を交われていたり、企業が出展しているブースでサービス説明やゲームなどでとても盛り上がっていました。
「参加者に配られた名札兼企業ブーススタンプラリー用紙」
当日はこれに名前を記入して首からぶら下げてました。
企業ブースのスタンプラリーを10個集めると数量限定のJAWS DAYS 2025ステッカーをいただきました。※写真撮り忘れ
「お弁当」
ありがたいことに昼食にお弁当も配られました。
カツサンドにはロゴがプリントされていてかわいいですね。
ここからは私が参加したセッションの一部を紹介します。
【キーノート】
- Next-Generation Software Development
AWSのVP兼チーフエバンジェリストJeff Barr氏が「次世代ソフトウェア開発」と題して、AI技術と従来の開発手法の融合による業界の進化を紹介されました。
英語でスピーチされていましたがレシーバーで同時通訳を聞くことができるので安心です。
スペシャルゲストとしてAWSJの白幡氏も登壇されました。
Jeff Barr氏は技術の進化について技術者目線でお話をされていました。参加者の多くが技術者でしょうからお話がより刺さった方も多かったのではないでしょうか。
個人的に一番熱を持ってお話されたと印象的なのは
「アーリーアダプターとなりトライしてどんどん技術に触れてほしい。取り入れることができる技術はどんどん提案しましょう。インプットだけでなくぜひ手を動かしていきましょう。アーリーアダプターであれば仕事で次のプロジェクトで何を使うのがいいかと聞かれるタイミングにも恵まれます。これができると強みになり私はそうしてきました。」 というお話でした。
20年間で3,000件以上のブログを執筆した方のお話は重みを感じました。
さらに技術を楽しんでいることを感じそこでは親近感がわきました。
「技術が好き」なんですよね。
【セッション】
- AWS CDKの歴史と未来について語る会〜日本発のグローバルコントリビューション〜
個人的に登壇者の方たちの熱意をとても感じ最も刺激的なセッションでした。
AWS CDKのコントリビュータである4人の方たちからコントリビュート実績に関する発表や様々なお題に対して回答していく形でした。
ここがすごい!
-
- 日本のプルリク数が世界No.4である
- GitHubスター数はNo.2である
- 機能の割合では約3割が日本からのコントリビュートである
オープンソースのコントリビュートはとてもハードル高く感じていました。
しかし、 コントリビュータとして関われていることへの嬉しさや参加することのハードルは意外に高くないことを熱くお話されていました。
モチベーションはどの方も共通していて「自身が作成した機能を使ってもらえたり紹介されたりするのがうれしい」とのことでした。
コントリビュートを始めたきっかけは様々でしたが、「育休中で時間があった」というのが印象的でした。笑
どのようなタイミングで活動するかに関しては、皆さん義務感はなく「気が向いたら」「趣味として」のような方が多かった印象です。
技術的なお話としては
Q. 規模の大きなソースコードの理解はどのようにする?
-
- ファイル数が多く大規模に見えるが、よく見るとパターン化されたものが多く気になるサービスからみるといいのではないか
-
- Macのローカル派
- EC2派
などでした。
あとは失敗談などもお話されて親近感もわきました。
正直最初はたまたま近くにいたので聞いていた程度でしたが
皆さんがとても楽しんで活動していることが伝わり
最終的にはとても魅力的で夢中で聞いていました。
皆さんとてもキラキラして素敵でした。
【ネットワーキングセッション】
- JAWS DAYS お茶会テーブル「純喫茶 鮫」
少し先述して触れましたがこちらのセッションは参加者同士の交流を目的とした場所の提供というイメージです。
コーヒーやお菓子がおいてあり、出入り自由でオープンな環境です。
テーブルとイスが準備されておりその場その場で技術の知識や仲を深めることが目的です。
人見知りな岡本ですがせっかく来たからには仲良く交流したいと思い勇気を振り絞ってコーヒー片手に飛び込みました。
そこでは先に2人の方が座っていましたが快く迎えてくださり名刺交換をしてお話に混ぜていただきました。お互いの所属する会社のことやAWSのこと、普段の趣味のことまで楽しくお話できました。気づくと5人ほどでテーブルを囲み様々な情報交換ができました。
やはりコミュニティに参加する人たちなので皆さんも互いに仲良くしたいという気持ちの方たちが多い印象です。
ノベルティのおすそ分けでステッカーをいただきました。(かわいくてすぐプライベートPCに貼りました)
【最後に・・・】
他にも参加したセッションはあり紹介しきれませんでしたが、有益な情報を発信されている方たちばかりで学びの場としてとても有意義な体験でした。
もちろんコミュニティのイベントなのでお祭り的なイベント(AWSウルトラクイズは会場で一番盛り上がってたと思う)などは参加者も運営の皆さんも全員が一丸となってとっても楽しんでいてみているこちらも楽しみました。
初参加でしたがAWSを好きな方たち、イベント運営の方たちの熱量は素晴らしもので実際に現場で感じられて自身のモチベーションにも良い影響をもたらしてくれました。
アウトプットの方法を間近で見れるのって良い経験です。そしてその場を提供してくれるコミュニティの重要性も改めて実感しました。
ぜひ次回も参加したいです。たのしみ。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
ほかのイベントも気になったので調べると
JAWS-UGのイベントカレンダーがありました。