やる気に頼らずAWS全冠へ。心の整え方と仕組み作り
最近、AWS認定資格にまた変更が入りました。
生成AIに関連したプロフェッショナル資格が登場したり、既存資格にもアップデートが入ったり…。
そんな状況を見て、「よし、また新しい資格を取るか」という気持ちが湧いてきました。
ただ、その前に一旦、これまでの自分の歩みを振り返ってみようと思います。
私は、2024年1月から約13ヶ月で当時の資格全12種をすべて取得することができました。
AWS認定資格取得の記録
2024/01 CLF (AWS Certified Cloud Practitioner)
2024/01 SAA (AWS Certified Solutions Architect – Associate)
2024/02 SAP (AWS Certified Solutions Architect – Professional)
2024/03 DOP (AWS Certified DevOps Engineer – Professional)
2024/05 SCS (AWS Certified Security – Specialty)
2024/06 ANS (AWS Certified Advanced Networking – Specialty)
2024/06 DVA (AWS Certified Developer – Associate)
2024/07 SOA (AWS Certified SysOps Administrator – Associate)
2024/07 DEA (AWS Certified Data Engineer – Associate)
2024/11 MLS (AWS Certified Machine Learning – Specialty)
2025/02 AIF (AWS Certified AI Practitioner)
2025/02 MLA (AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate)
ネット上には素晴らしい合格体験記がたくさんあります。
私も全冠を達成した先人の皆さんの勉強法を大いに参考にさせていただきました。
具体的な学習については他の皆様の記事にお任せして、今回は13ヶ月という期間をどのように飽きずに、楽しみながら完走したか。気持ちの面について、当時の心境などを記載しようと思います。
■ 1.はじまりは「暇つぶし」
きっかけは、2024年の年末年始休暇でした。
特に予定もなく、なんとなくCLFの学習を始めたのが最初の一歩でした。
最初は全冠なんて全く考えていませんでしたが、CLF、SAA、SAPと取るうちに「全冠したらカッコいいのではないか?」という、ちょっとした野心が芽生えました。
でも、そんな「カッコいいのではないか?」という動機が、最後まで走り抜ける動機になってくれました。
「キャリアのため」などの立派な理由がなくても、「暇つぶし」や「なんとなく」といった、そのくらい軽い気持ちがあれば十分だと思います。
■ 2.やる気に頼らず「自分を動かす仕組み」を作る
1年以上もモチベーションを保って勉強を続けるのは大変なことだと思います。
私は「やる気」というあやふやなものは信じないようにしていました。
やる気に満ちた日もあれば、絶望的にない日もあるのが当たり前です。
だからこそ、「やる気がなくても体が動く仕組み」を作ることが大切です。
● 心理的ハードルを極限まで下げる
仕事終わりにいきなり「勉強するぞ!」と意気込むのは、なかなか難しいと思います。
そこで私は、とりあえず「PCの前に座って、ネットサーフィンをする」という、勉強とは無関係な動作から入るようにし、「さて、そろそろやるか」と、脳が自然に学習モードへ切り替わってくれるのを待ちました。
「勉強を開始する」のではなく「まずは椅子に座る」ことをゴールにするのがコツです。
● 1問でも解けば、勝ち!!
人間どうしても気が乗らない日もあります。そんな日は「今日は1問だけ解いて終わる!」と宣言していました。
実際に1問解いてみると、そのまま数時間勉強できる日もあれば、本当に1問で力尽きる日もありました。
でも、たとえ1問でも「0」ではありません。完璧を求めず、ハードル低く設定しておくことが、13ヶ月もの間、一度も挫折せずに完走できた最大の要因だと思います。
■ 3.試験当日
試験本番は誰でも緊張しますが、その緊張によるケアレスミスを防ぐために、徹底して「ゆとり」を作る工夫をしていました。
● 「決断の回数」を減らして体力を温存する
試験の日の朝は、目を覚ますための「キレートレモン」と、少量でしっかりエネルギーを補給できる「ケーキドーナツ」を食べるのが私の鉄板メニューでした。
あらかじめ朝食を決めておくことで、「何を食べようか」という小さな決断から自分を解放してあげられます。
AWSの試験は長丁場になりがちです。本番直前の貴重な脳のリソースを、試験とは無関係なことで消費しないことは特に意識していました。
● ランチで心のゆとりを作る
試験中には「終わった後は、どこでランチをしようかな」と考えながら問題を解いていました。
考える内容自体は正直なんでもいいと思います。私の場合は、ランチの献立を考えられるくらいの「心のゆとり」を強制的に作ることで、パニックにならず、冷静さを保ち、フラットな状態で問題に向き合うことができました。
■ 4.まとめ
全冠を達成してしばらく経ちますが、今でも感じているのは「ようやく入り口に立てたな」という感覚です。
資格を取得したからといって、実務のスキルが向上したわけではありません。
しかし、1年以上という長丁場において、やる気に頼らず自分なりの「仕組み」や「ルーティン」をこなしていったことは確かな経験となりました。
もし今、資格の勉強で「もう無理かも……」と心が折れそうな方がいたら、まずは「1問だけ」解いてみましょう!その1問1問の積み重ねが、きっと大きな力になるはずです。