こんにちは!セールスエンジニアの岡本です。
最近「オンプレサーバーの保守期限が迫っているので、更新かクラウド移行かを検討したい」というご相談がとても増えています。
このようなタイミングは、単にハードを入れ替えるだけでなく、運用体制そのものを見直すチャンスにもなります。特に、運用の自動化や属人化の解消は、多くの企業が同時に検討されるポイントです。
オンプレ環境を継続する際によく挙げられる課題には、次のようなものがあります。
こうした課題は普段の運用では目立たなくても、保守期限という節目で一気に顕在化します。
クラウドでは、サーバーを買い換えるのではなく、必要なときに必要な分だけ利用できます。将来の利用増減にも柔軟に対応可能です。
AWSでは、バックアップ取得や監視、セキュリティ更新といった作業を自動化できます。これにより、担当者の負担を大きく減らせます。
AWSでは権限管理やログ管理のサービスが充実しているので、「誰が何をしたか」を可視化できます。結果として、知識や作業が一部の人に集中する状況を防げます。
データベース(RDS)、アプリ基盤(ECS/Fargate)など、運用負荷の高い部分をAWSが担うことで、体制をシンプルにできます。
権限分離やログ活用によって、運用が「仕組みとして管理できる」ようになります。
クラウド導入後、IT部門に求められるのは「障害対応」や「更新作業」といった日常業務からの解放だけではありません。
むしろ、仕組みの設計や改善提案に時間を割けるようになることが大きな変化です。
これはIT部門が単なる裏方ではなく、会社全体の成長を支えるパートナーとして存在感を高めることにつながります。
オンプレ保守期限はリスクである一方、クラウド移行と運用改善を同時に進める絶好のタイミングでもあります。AWSを活用すれば、自動化や仕組み化によって負担を軽減し、IT部門がより付加価値の高い役割を担えるようになります。
弊社 CloudWing では、このような課題に対応するソリューションもご提案可能です。
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