【AWS】コラム

【技術者の提案力を強化】RFP対応から学ぶ、技術者教育支援とは?

作成者: ゼネックコミュニケーション|Nov 12, 2025 8:17:06 AM

近年、顧客の課題を正確に理解し、最適なソリューションを提案できる“提案型エンジニア(プリセールス)”の需要が高まっています。

しかし現場では、「RFP(提案依頼書)の意図を読み取れない」「技術説明が中心で提案になっていない」といった課題が多く聞かれます。

Cloud Wingの「教育支援サービス」では、模擬RFPを題材に、提案書作成を通じて提案力を実践的に学ぶ研修プログラムを提供しています。
本記事では、その特徴と導入効果についてご紹介します。

 

技術者に「提案力」が求められる理由

近年は、技術そのものがビジネス価値を左右するようになり、技術者自身が顧客に提案できる力が求められています。

顧客は機能や仕様だけでなく、「なぜその技術が最適なのか」を理解したいと考えています。

RFP対応を通じて技術者が提案力を高めることは、受注率の向上だけでなく、組織全体の競争力強化にもつながります。

 

 

技術者が苦戦しやすい「提案書作成」のポイント

RFPの意図を正確に読み取れない

表面的な要件にとらわれ、顧客の真の課題や期待を捉えきれない。

技術説明に偏り、価値提案になっていない

技術的に正しくても、「なぜそれが顧客にとって最適か」が伝わらない。

読み手にとって分かりにくい構成・表現

専門用語や社内言葉が多く、顧客視点で理解しづらい内容になってしまう。

これらの課題は、実際のRFPを題材に演習を行うことで、効果的に改善できます。

 

技術者向け・AWS教育支援の特徴

実案件を想定した演習形式

模擬RFPを使用し、「読み解き」「提案構成」「提案書作成」までを一連の流れで実践。座学で知識を学ぶだけでなく、アウトプットを通じて定着を図ります。

技術者視点×ビジネス視点のフィードバック

レビュー・発表を含む双⽅向型+講師による伴⾛⽀援で、「技術的に正しい」だけでなく「顧客に伝わる」提案書作成スキルを磨きます。

 

他サービスとの違い

「教育支援」には、選べる3つのコースがあります。※コースの詳細が知りたい方はこちらをご覧ください。

中でも、提案から運用まで完走できる、総合コースがおすすめです。AWSの操作・構築スキルにとどまらず、提案⼒と技術リード⼒を兼ね備えた⼈材を育成する教育プログラムになっております。

  一般的な教育支援 弊社教育支援(総合コース)
目的 サービス操作・構築スキルの習得 提案から設計・運⽤まで完遂できる⼈材を育成
題材 教材ベースの構築演習 模擬RFPをもとに提案〜構築〜運⽤を体験
成果物 設定資料や構築環境 提案書・設計書・構成⽐較メモ・講師フィードバックなど、実務で再利⽤できる成果物
教育スタイル 講義中⼼の⼀⽅向型 レビュー・発表を含む双⽅向型+講師による伴⾛⽀援
育成対象 運⽤担当・構築担当 プリセールス候補・技術リード層
到達レベル AWSを使える⼈材 AWSで提案・設計・推進できる⼈材

 

RFP対応力を高めることで得られる効果

顧客とのコミュニケーションが円滑に

RFPを正しく読み取り、顧客の課題理解が深まることで、ヒアリングや提案の精度が向上。

営業・技術の連携がスムーズに

提案書の構成やメッセージを共有できるため、チームで一貫した提案活動が可能に。

社内の提案品質が均一化

共通の提案プロセスや評価観点を学ぶことで、社内全体の品質向上につながります。

 

低価格・短納期で生成AI構築も可能

当社では、AWSを基盤とした生成AI導入を初期検討から構築・運用まで一貫支援も行っております。

  • Amazon Bedrockを活用したPoC環境構築

  • 既存システムとの連携設計

  • 社内AI教育プログラム提供

  • 運用・改善フェーズでの伴走支援

詳しくは、生成AI構築サービスをご覧ください。

 

技術者の提案力を強化しよう!

提案書は、技術者が自分の考えや価値を顧客に伝えるための最も重要な手段です。
RFPの提案力を磨くことで、顧客との信頼関係を深め、組織全体のビジネス推進力を高めることができます。

Cloud Wingは、技術者が自ら考え、提案できる人材へと成長するための教育支援を行っています。
実案件ベースの実践研修により、「伝える技術力」を一緒に高めていきましょう。