【AWS】活用事例

社内問い合わせ対応を効率化する、生成AIチャットボットの導入事例

作成者: ゼネックコミュニケーション|Jul 9, 2025 1:51:57 AM

活用サービス

Amazon Bedrockスターターパック

クラウドネイティブ開発

 

活用シーン

情報システム部門における社内からの問い合わせ(例:システムのパスワード再発行、ソフトウェア申請、設定手順の確認など)が月間100件以上にのぼり、対応工数の増加が大きな課題となっていました。

限られた人員の中で、定型的な質問への対応を効率化したいという目的で、生成AIチャットボットの導入を検討されました。

 

Amazon Bedrockスターターパック+クラウドネイティブ開発の活用

Amazon Bedrockスターターパックを活用し、Anthropic Claudeをベースとした自然言語対応のチャットボットを構築。

RAG(Retrieval-Augmented Generation)アーキテクチャを採用し、Amazon S3に保存された社内FAQや業務マニュアルをもとに回答生成を行うことで、高精度かつ安心して使える社内支援ツールを短納期で実現しました。

  • ナレッジベースにはPDFやWord文書を取り込み、ベクトル検索による関連情報抽出を実装

  • Amazon Kendraと組み合わせ、より精度の高いドキュメント検索を実現

  • チャットインターフェースはSlackと連携し、日常業務に自然に組み込み

  • CloudWatch Logsで利用ログを収集し、質問傾向を可視化して継続改善へ活用

 

期待される効果

社内での生成AI活用は初めての試みでしたが、PoCフェーズから本番導入までスムーズに進行。

社員からのフィードバックをもとに継続的な改善を行い、業務効率化とナレッジの有効活用が同時に実現できました。

  • よくある問い合わせはAIが即時回答、担当者の負荷を軽減

  • ナレッジ活用が進み、情報資産の価値が向上

  • 短期間でPoCを実施し、実用化までのスピードを加速

 

こんな企業におすすめ

  • 社内ヘルプデスクの負荷を軽減したい情報システム部門

  • AIチャットボットをスモールスタートで試したい企業

  • ナレッジベースを有効活用し、業務効率化を進めたい組織